クレドカード・クレド名刺の制作
クレドカード・クレド名刺 って何??
これは、リッツカールトンが、創設された際、創設メンバーが集まり、
『どういうホテルであればお客様が常に行きたいと思ってくださるか?それから他の方にも紹介したいと思ってくださるか』という事をまとめ、理念として文字におこしたものです。
リッツカールトンのスタッフは、このクレドカード(クレド名刺)を常に 世界各国 共通の価値観として 携帯し、行動されているという事です。
このクレドカード(クレド名刺)、一般の会社でも よく活用されています。
二つ折り名刺などで作成し、 「 使命 」 「 理念 」 を記載し、社員に常に携帯してもらう。
さらに、重要な事は、持っているだけでは意味がないので、毎朝ミーティングの際に、一項目ずつ、それについての出来事、経験、学び などを話し合うことで、より深く、会社の考え、方向性を スタッフに解ってもらうというために使われている会社もあります。
そのクレド名刺(クレドカード)の一例をご紹介いたします。ご参考までに♪
我が社は、商品、サービスを通じ、「笑顔」「つながり」「信頼」をテーマにあらゆる場面でキッカケづくりを実践し、これらのテーマの大切さを伝え、より良い社会づくりに貢献することを使命とする。
経営理念
- 常にお客様の周りが笑顔と優しさで溢れることをイメージしアイデアづくりをしなければならない
- 自分が使ってみたい・やってみたいと思うアイデアを作らなければならない
- お客様を大切な友人として、どうすれば喜んでもらえるかを常に考えなければならない
- できないことは、正直に「できない」という勇気を持たなければならない
- お取引最中でなくてもお客様との連絡は取り続けなければならない。
- もしミスしてしまった場合でも正直に打ち明け、倍以上の価値で返さなければならない
- 納品後からがお客様との本当の付き合いと考え、より大切にしなければならない
- お客様が最終的に求めているのは何か、常に考えなければならない
- どこよりもお客様のためになる会社であり続けなければならない
- この9か条が守れない場合は会社を解散しなければならない
当店では、クレド名刺(クレドカード)の制作も行っております。
何かわからないことなどありましたら、お気軽にお問合せください。
クレド名刺(クレドカード)にはどのような紙で印刷するのが良いか。
クレドカードを作るには、やはり、情報量が多いので、通常の一枚のものの名刺だと文字が入りきらないかと思います。ですので、通常は2つ折りにするか、3つ折りにすることが多いです。
紙も朝礼などで毎日使うものですので、少し厚めのものが良いかと思います。薄手のものでも多めに名刺を刷っておくことで、敗れた時などすぐに新しいものと取り換えられるようにしておくとよいかと思います。
二つ折り名刺などで、見開きにクレドを記載し、閉じた表面を名刺として使えば、名刺をお渡しするお得意先様に対して、「この会社はこのような気持ち、理念で皆が動いているんだ」という事が伝えられるかと思います。 現に、私も以前勤めていた会社で使っていたことがありますので、クレド名刺を得意先にお渡しすると、何らかの反応があります。
二つ折り名刺を渡すと、必ず開いてくれますからね。先方も何か会話になるものを探しておられるのでクレドに関しては非常に会話が弾む場合が多いですね。
クレドを作る際に気をつけること。
クレドを作る際、気をつけなければならないことがあります。それは、クレドの内容が高レベル過ぎると、皆が実践できないことがあるということです。クレドの内容を考える際、何かいい文句はないか・・・。と、アイディアを膨らませるのですが、その内容のレベルが高すぎると、毎日続きません・・・。ハードルを飛ぶときでも途中で背の高いものがあると、途中で止まってしまいますよね。
クレドも同じなんです。できるだけ全てのレベルが変わらず、飛び越えれる高さでまとめることをお勧めします。一つでも秀でたものを作ってしまえば、その日、その会だけ、ちょっと憂鬱になると思うんです。そうなると、毎日続けることができません。
- 常にお客様の周りが笑顔と優しさで溢れることをイメージしアイデアづくりをしなければならない
- 毎日の笑顔の挨拶は皆を元気にさせます。自分から率先して挨拶をします。
といった、言わば誰にでもできるけど、ちょっと気をつけないと毎日はできない。ということをクレドの項目とされるとよいかと思います。「当たり前のことを当たり前にする。」これがなかなかできないんです。
それを毎日やり続けることができるようにする。のがクレドなんだと思います。
スタッフ皆が楽しく、気を張って仕事できる。それにより、お客様にも喜んでもらう。 それはちょっとした経営者の工夫なんだと思います。
そんな組織作りのためのクレド名刺、クレドカード、作ってみませんか。